正しい靴の履き方・正しく歩くポイント

<正しい靴の履き方>
○靴の踵側に自身の踵をつけて、ひもやベルトでしっかり固定。
○靴のひもやベルトは、脱ぎ履きするたびにしっかりと締めなおす。
 (面倒くさいかもしれませんが、習慣づけると足のトラブルは明らかに減少します)
○靴の修理、メンテナンスをこまめに行う。

よくある間違った靴の知識
●ヒールがあった方が歩く時に楽なので、ヒールにしている。
 ⇒ヒールは3㎝以内に。(5㎝だと体重の85%がつま先に行ってしまう)
●足が痛いから、靴は大き目にしている。
 ⇒靴の中で足が前後に移動してしまい、足先に衝撃・圧迫を受けやすい。
●横幅が広い靴の方が窮屈さがないので、好んで履いている。
 ⇒足のアーチ(特に横アーチ)が無くなり、開張足(足指の付け根が扇状に広がった状態)となりやすい。
  →足の裏にタコやウオノメができやすい。また、外反母趾やハンマートゥなど足のトラブルを招きやすい。
●靴の中底に入れるインソールが嫌い。
 ⇒足に合ったアーチサポート(インソール)を使用することで、靴内での足の環境が変わり、
  偏平足や開張足、外反母趾などの予防につながり、巻き爪等のトラブル防止にも効果的。

<正しく歩くポイント>
○まずは足にフィットした靴を選ぶ。(正しい靴の選び方参照)
○目線はまっすぐ正面を。
○背筋を伸ばして状態を真っ直ぐに。
○膝を伸ばし、踵から着地する。
○少しだけ大股気味に次の足を出し、最後はつま先で蹴るイメージで。
○あおり歩行を意識してみましょう。

あおり運動.jpg